●Topic●

2004.9.19
対談「演劇の会社って?」

2004.8.22
著名人より応援メッセージ

■対談・「演劇の会社って?」〜演劇の魅力と社会的役割について
俳優・黒田勇樹さん×ロングランプランニング株式会社・吉田祥二取締役CMO


■黒田勇樹(俳優)


1982年生まれ。1988年、NHK大河ドラマ「武田信玄」武田信勝役でドラマデビュー。主な主演にNHK大河ドラマ「花の乱」、舞台「スタンド・バイ・ミー」、TBSドラマ「セカンドチャンス」、フジテレビ「ひとつ屋根の下」、映画「学校3」など。写真集に「星をめぐる少年」「眠らない夢」(いずれも新潮社刊)

お芝居は、本当に人に勇気や力を与えるものだと思うから、その感動を一人でも多くの人に味わってもらえる世界になったら素敵だと思います。そういう意味で、これまでになかった本当に面白い業種だと思います。演劇の活かし方として、よくここに気がついたと思いました。舞台人の一人として、これからもずっと応援していきたいと思います。



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吉田 勇樹君と私は、実は昔からの遊び友達で、かれこれ10年以上の付き合いになりますね。
黒田 そうですね。僕がこういうお仕事を始めた頃から、よく家族ぐるみで遊んでいました。
吉田 私自身が、演劇の世界に入ったのは大学一年生の時。自分で劇団を作って、その時の旗揚げ公演も観に来てくれましたよね?
黒田 はい。小さい頃から色んな舞台を見てきたけれど、今までに見たことのないような舞台だったので、今でも印象に残っています。
吉田 勇樹君は、小さい頃から数多くの舞台のお仕事をされていますが、勇樹君にとっての舞台の魅力って何ですか?
黒田 同じ空間に演者とお客さんがいるのは舞台しかあり得ない。役者とお客さんが同じ空気を吸っているっていうのがいい!会って喋らないと分からないことって日常でもたくさんあって、舞台っていうのは、その一番すごいところだと思う。
吉田 確かにその通りで、『生』の醍醐味っていうのは、作り手にとってもお客さんにとっても、一度体験するとやめられない魅力がある。
黒田 でも、舞台だけで生活できている人っていうのはほんとに数少なくて、収入の面では厳しい世界。テレビの仕事をしていて特にそう思うけど、面白くないものをつくっても仕事を続けられる人がいて、一方では面白いものを作っても仕事を続けられない人がいて、ここに何の差があるのか?って。
そういう意味で、吉田さんから『演劇の会社』を作るって聞いた時は、やったな!って素直に思いました。
吉田 一劇団単位で会社にしようとすると経営面でも難しいところがあるので、数多くの劇団でネットワークを作って、この会社がその窓口になって様々な仕事を劇団の人達に紹介するという仕組みを作りました。また、劇場を飛び出して、お客様が求めている場所でお客様の求めるものを演劇として提供するというビジネスモデルを作りました。
黒田 おそらくこれまで演劇界にそういう会社はなかったと思うし、とてもいいところに目をつけたと思いますね。
吉田 現在は、主に結婚式・教育機関・カンフェティ・パーティープロデュース・各種イベントの5つの柱を中心に営業活動をしています。例えば結婚式では、新郎新婦のなれそめを映像ではなく、実際その場で役者が演じるという商品があります。
黒田 (なれそめ劇VTR視聴後)これは面白いですね!意外と役者さんの結婚式だと身内でこういう余興をやることがありますけど、演出面までここまできっちりと完成されたものを見たのは初めてです。これは、きっとブームになると思いますね。
吉田 勇樹君は、結婚式で余興とかやった経験はありますか?
黒田 一度、アナウンサーの方と二人で披露宴の司会をやったことがありますけど、すごい緊張してあまり喋れなくて、でもこういうなれそめ劇があると場も盛り上がるし、すごくいいと思いますね。僕が結婚する時は是非お願いしたいと思います。
吉田 ありがとうございます。
黒田 その時は僕も出ていいですか?(笑)
吉田 もちろん!本人に出て頂くプランもあるので、オッケーですよ。
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